宮里藍 現役最終戦が開幕「一瞬、一瞬のプレーで自分のゲームができれば」

[ 2017年9月14日 18:03 ]

現役最終戦に臨む宮里藍
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 米女子ゴルフのメジャー最終戦エビアン選手権は、14日にフランス・エビアンのエビアン・リゾートGCで開幕する。この大会で現役を引退する宮里藍(32=サントリー)が、初日スタート前に試合を生中継するWOWOWのインタビューに応じ、意気込みを語った。

――最終戦と決めたこの地に立ってみて感じたことをお願いします。

「また今年も戻って来られて嬉しいです。特に最後の試合としては、これ以上ない舞台だと思っているのですごく幸せです」

――昨日の練習ラウンドでは顔つきが違うように感じましたが、現在の調子はいかがですか。

「自分に対して過度の期待は良くないなと思っているんですが、パッティングのフィーリングも引き続き調子が良いです。あと、このホールは結構長いのでセカンドショットでどれだけミスを少なくするかというのが、最終的に大きく左右するのかなと思っています」

――ポートランドでは第3日から手を離すシーンがあって右肩に痛みがあったようですが、具合はいかがですか。

「痛みは全くないです。先週、大事をとってあまり大きく動かしたりはしなかったことが良かったと思います。今週、少し寒いので、しっかりと対策をしていきたいと思います」

――自分のゴルフを一言で表すと?

「そうですね…。一言で表すのは難しいですけど、やっぱり本能的にプレーができるというか、自分の中で感覚を信じられているところがすごく大きいです。“考える”というよりは“感じる”タイプの選手だと思っています」

――昨年のエビアン終了後のインタビューでは、達成感や限界のような感情を受けたのですが、1年経って気持ちの変化はありましたか?

「引退すると決めてからはそんなに大きな波はありませんが、毎週、毎週が今までとは違いました。ひとつ、ひとつが最後になってくるので、より丁寧に自分のゲームに集中したいという気持ちが出てきました。ですので、プレーの質としてはすごく上がっていると思います」

――最後にチーム、関係者、スポンサー、そしてファンの方に意気込みをお願いします。

「最後ですけど、やるべきことは基本的に変わらないので、自分らしく最後までしっかりと戦いたいと思います。その一瞬、一瞬のプレーでしっかりと自分のゲームができれば、本当にいい試合になると思います。最後まで自分との勝負になりますが、楽しんで頑張りたいと思います」

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2017年9月14日のニュース