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畑岡奈紗 苦難の連続だったプロ1年目 国内最高峰の舞台で再び輝きを

畑岡奈紗
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 女子ゴルフの畑岡奈紗(18=森ビル)が苦闘を続けている。昨年12月の最終予選会を勝ち抜き、今季から米ツアーに本格参戦したが、ここまで18試合に出場し予選落ち11回。トップ10入りは一度もない。

 8月に日本で2試合出場した際、たまっていた思いを吐き出すように話していた。

 「アマチュアからプロへの切り替えって難しいですね」。米ツアーでは戸惑いの連続だった。環境の変化も予想以上だった。

 「移動は言われていた以上に大変でした。考えることが増えました」。米国内の移動は距離も長く、時差を伴うケースもある。4日間大会が多いため、移動して試合というハードなスケジュールが続いて疲弊していった。

 「ホームシックになったこともあります」。アマチュア時代にはキャディーバッグを担いでくれた母・博美さんが現地で観戦したのは「3、4試合」。孤独感にさいなまれた。

 「いろんな人にいろんなことを言われてスイングも崩れてしまいました」。不振に悩む姿を見かねた人たちがアドバイスをしてくれた。畑岡自身は助言を取り入れようと努力した。その結果、自分本来の良さを見失った。フェアウエーキープ率もパーオン率も60%前後に低迷した。

 帰国時に幼い頃から畑岡をよく知るキャディーから「トップが低くなっている」と指摘を受けた。畑岡は、原点に戻るためトップを高くすることだけに集中して練習した。1試合目のNEC軽井沢72は予選落ちだったが、CATレディースで18位。ホールアウト後は「ショットは去年と同じくらいまで戻ってきています。この2試合でつかんだものがあるので、再渡米して(シード権獲得を)諦めずに頑張りたいです」と手応えを口にした。

 米ツアー復帰戦のポートランド・クラシックでは自己最高の15位に入った。長いトンネルを脱出した。

 畑岡が日本中にフィーバーを巻き起こしてからもうすぐ1年になる。昨年10月2日、栃木・烏山城CCで開催された日本女子オープンを史上最年少、そしてアマチュアとして初めて制した。10月10日には高校に在学したままプロに転向した。

 今年の日本女子オープンは9月28日から千葉・我孫子GCで開催される。畑岡はディフェンディング・チャンピオンとして参戦する。プロ1年目は苦しいことの方が多かった。その分、学んだことも多かったはず。その経験を糧に国内最高峰の舞台で再び輝きを放ってほしい。(福永 稔彦)

[ 2017年9月12日 13:30 ]

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