バイキングス快勝 QBブラッドフォードが3TDパス ブロンコスも勝利!

[ 2017年9月12日 15:50 ]

健闘を称えあうバイキングスのブラッドフォード(右)とセインツのブリーズ両QB(AP)
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 NFLは11日に開幕週の残り2試合を行い、ミネソタ州ミネアポリスでは地元のバイキングスが29―19(前半16―6)でセインツを下して白星発進。移籍2季目を迎えたQBサム・ブラッドフォード(29)がインターセプトなしに346ヤードと3TDをパスで稼いで勝利に貢献した。

 2010年のドラフトでラムズから全体トップ指名を受けたブラッドフォードは、昨季にバイキングスのチーム新記録となるパス成功率(71・6%)を記録。この日も32回中27回のパスを通して84・4%というハイアベレージをマークした。第2QにはWRステフォン・ディッグス(23歳)に2つのTDパスを成功。セインツのQBドリュー・ブリーズ(38歳)もインターセプトなしに37回中27回のパスを成功させて、291ヤードと1TDを稼いだが、QB同士の投げ合いをブラッドフォードが制する形となった。

 デビュー以来、バイキングスで10シーズンを過ごしたセインツのRBエイドリアン・ピーターソン(32歳)は新天地初戦が古巣との対戦。しかしブーイングを浴びたこの日は6回のキャリーでわずか18ヤードのラン獲得に終わり、リーディング・ラッシャーに過去3回輝いた実績通りのプレーはできなかった。

 皮肉にもそのピーターソンの穴を埋めたバイキングスの新人RBダルビン・クック(22歳)は22回のキャリーで127ヤードを走破。ブラッドフォードとともにオフェンス面で素晴らしい活躍を見せた。

 コロラド州デンバーで行われた一戦では地元のブロンコスが24―21(前半14―7)でチャージャーズに辛勝。第4Qの残り1秒、チャージャーズの新人キッカー、ヤンホー・クー(23歳)の狙った44ヤードの同点FGをシェルビー・ハリス(26歳)が右手でブロックして勝利を決めた。

 今季から本拠地をカリフォルニア州サンディエゴから同州ロサンゼルスに移したチャージャーズは、QBフィリップ・リバース(35歳)は3TDパスをマークしたが惜敗。新天地ロサンゼルスで迎える第2週(17日)は、開幕週がハリケーンで延期となったドルフィンズと対戦する。

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