逆転負けで米国戦６年ぶり勝利逃す　中田監督「悔しいです」

バレーボール　ワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会第４日   日本２―３米国 （ 2017年9月9日    愛知・日本ガイシホール ）

　短い言葉に全てが集約されていた。世界ランク２位の米国に逆転負け。勝っていれば６年ぶりの米国戦勝利となっていただけに中田久美監督は開口一番「悔しいです」と吐き出した。

　第１セットを先取。第２セットを失ったものの、第３セットは２度のセットポイントをしのいだ末に競り勝った。だが、第４セットを失って勝負は最終セットへ。中田監督は「まあ（米国相手に）フルセットまで持ち込めたのは大きいですけど、最後のツメが甘く、凡ミスから流れが相手に行ってしまったのは課題」と悔しがった。

　１０日の最終戦ではリオ五輪金メダル世界ランク１位の中国との対戦する。指揮官は「この悔しさをエネルギーに変えて頑張ります。全力を尽くします」と前を向いた。