米連邦地裁がカウボーイズのエリオットに対する処分を差し止める 開幕戦出場は可能

[ 2017年9月9日 14:42 ]

開幕戦の出場が可能になったカウボーイズのエリオット (AP)
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 米連邦地裁のエイモス・マザント裁判官は8日、カウボーイズのエースRBイジキール・エリオット(22)にNFL側が科していた6試合の出場停止処分に対し、選手会が求めていた仮差し止め請求を認めた。この結果、同選手への処分は一時的に保留となるため、10日の開幕戦(対ジャイアンツ)への出場は可能になった。

 エリオットは新人だった昨季にリーグトップの1631ヤードを走破。しかし昨年7月、元恋人に対して五日間で三回の暴力行為があり「顔、首、肩、腕、手首、膝などを負傷させた」とNFLのグッデル・コミッショナーが認定して6試合の出場停止処分を通告されていた。

 これに対してエリオットは容疑を否定。仲裁人はNFL側の手続きを認めたが、マザント裁判官は「公正な審理を受けていない」としてこれを却下した。

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2017年9月9日のニュース