デルポトロ8年ぶり4強 フェデラー撃破に「素晴らしい試合」

[ 2017年9月8日 05:30 ]

テニス全米オープン第10日 ( 2017年9月6日    米ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

全米オープン男子シングルス準々決勝 フェデラーを破り4強入りを果たしたデルポトロ(AP)
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 シングルス準々決勝で、男子は第24シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)を7―5、3―6、7―6、6―4で破り、優勝した09年大会以来の4強入りを果たした。準決勝では第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。女子は第20シードのココ・バンダウェイ(米国)が第1シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)を下すなど、81年大会以来、36年ぶりに米国勢が4強を独占した。

 09年大会決勝と同じカードになった戦いは、デルポトロがフェデラーを再び破った。8年ぶりに4強入りし「ベストを尽くした。素晴らしい試合」と喜びに浸った。デルポトロは1メートル98の長身から放つ高速サーブでフェデラーを苦しめ、長いリーチを生かしたフォアで威力のあるカウンターショットを何度も決めた。

 《女子は米国勢で4強》女子シングルス準々決勝最後の試合でキーズがストレート勝ちし、前日に勝ったV・ウィリアムズ、スティーブンスと合わせて米国勢が4強を占めた。81年大会でオースティン、ナブラチロワ、エバート、ポッター以来36年ぶりの快挙となり、キーズは「本当に素晴らしい」と胸を張った。全米初の準決勝はバンダウェイが相手。「タフな相手。試合を楽しみにしている」と話した。

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2017年9月8日のニュース