リオパラ銀・木村、大会新でＶ！３０日開幕世界選へ「金狙う」

　障がい者競泳のジャパンパラ第１日が東京辰巳国際水泳場で行われ、男子５０メートル自由形（視覚障がいＳ１１）で、リオパラリンピック銀メダルの木村敬一（２６＝東京ガス）は２６秒５６の大会記録で優勝した。男子５０メートル自由形（運動機能障がいＳ９）では、リオパラリンピック銅メダルの山田拓朗（２６＝ＮＴＴドコモ）が２６秒８９で制した。

　昨年のリオパラリンピックで４つのメダルを獲得したエース木村は貫禄の泳ぎだった。銀メダルだったリオのタイムまで０秒０４に迫る好タイムをマーク。まだ以前ほどの練習量を積めていない中で「うまくスピードに乗れた。いい感じです」と手応えは上々だ。世界選手権（３０日開幕、メキシコシティー）には５０メートル自由形など３種目に絞って出場予定。「いつでも金メダルを狙います」と意欲的だった。