大坂、4大大会初の16強ならず!過去最高ランク15位の古豪に惜敗

[ 2017年9月3日 05:30 ]

テニス全米オープン第6日 女子シングルス3回戦   大坂1―2カネピ ( 2017年9月2日    米ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

ショットを放つ大坂なおみ(AP)
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 テニスの全米オープン・女子シングルス3回戦が2日(日本時間3日)に米ニューヨーク州、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、世界ランキング45位の大坂なおみ(19=日清食品)が、初対戦のベテランで世界ランク過去最高15位のカイア・カネピ(32=エストニア)に3―6、6―2、5―7で敗れ、4大大会初のベスト16入りはならなかった。

 第1セットは第1ゲームからカネピにブレークを許す苦しいスタート。その後は互いにキープが続いていたが、3―5の第9ゲームで再びブレークされ、一方的に第1セットを奪われてしまった。

 しかし、第2セットは大坂が逆襲。力強いストロークで第3ゲームをブレークしリードを奪うと、第5、第7ゲームと立て続けに3つのブレーク。第6ゲームで1つブレークバックこそされたが、6―2でこのセットをものにした。

 勝負の最終セットは、第2ゲームで大接戦の末、先にカネピにブレイクを許す展開。目頭を抑えて悔しがったが、直後の第3ゲームでブレークバック。さらに第5ゲームもブレイクし逆転でリードを奪ったが、第8ゲームでブレークバックを許し追いつかれた。そのまま5―6で迎えた第12ゲームをブレークされ、最終セットを落とした。

 大坂は1回戦で、昨年の覇者で世界6位のアンゲリク・ケルバー(29=ドイツ)を破る金星。2回戦では格下のデニサ・アレルトバ(24=チェコ)に苦戦の末、勝ちきったが、3回戦で姿を消し、4大大会初のベスト16入りは果たせなかった。

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2017年9月3日のニュース