矢後 母校・中大から化粧まわしなど贈られる「順調すぎる 大学でやってきたことの貯金が発揮できた」

[ 2017年9月1日 17:36 ]

初土俵から所要2場所で十両に昇進した矢後は母校・中大から化粧まわしが贈られた
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 昨年のアマ横綱で、幕下15枚目格付け出しの夏場所から所要2場所で新十両昇進を果たした矢後(23=尾車部屋)が1日、母校・中大から化粧まわし、締め込みを贈呈された。東京都千代田区の中大駿河台記念館で会見に臨んだ矢後は「非常にうれしい。校章の化粧まわしがつけられるので感激している」と感想を語った。

 古傷の両膝の状態が思わしくなく3月の春場所でのデビューを見送り、5月の夏場所で初土俵。東幕下11枚目だった7月の名古屋場所で全勝優勝を飾り、史上12人目の2場所通過を達成。スピード出世に「順調すぎると思う。大学でやってきたことの貯金が大相撲で発揮できた」と振り返った。

 昇進が決まった名古屋場所後からの約1カ月は「課題としている下半身強化を重点的にやってきた。ウエートトレーニングに取り組んだ」という。新十両の秋場所(10日初日、両国国技館)に向けて「とりあえずは勝ち越し。どんどん番付を上げて、入幕することが目標」と意気込んだ。

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2017年9月1日のニュース