バド奥原 東京へ「絶対女王になる」 沙保里と伊調が目標

[ 2017年8月30日 05:30 ]

金メダルを手に笑顔の奥原希望
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 バドミントンの世界選手権(英国・グラスゴー)で日本勢として40年ぶりに優勝した女子シングルスの奥原希望(22=日本ユニシス)ら史上最多4個のメダルを獲得した日本代表が羽田に帰国した。壮絶な決勝戦を制し、シングルスで日本勢初の世界一となった奥原は「最後はメンタル勝負になって、相手がきつい時に、自分はワクワクした気持ちでプレーできた。そういう気持ちにたどり着いたことが勝因」と振り返った。

 実は7月中旬に右ふくらはぎを負傷し、大会前は十分な練習ができず「不安だった」という。今回は課題を見つける大会と位置付け、自分自身に対して過度な期待はなかった。だが、20年東京五輪にそんな気持ちで臨むわけにはいかない。レスリングの吉田沙保里と伊調馨を目標とし「勝って当たり前の強い選手になりたい」と“絶対女王”を目指す。

 ≪タカマツ 銀に「スッキリ」≫リオ五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼、松友組は銅メダルに終わったが、高橋礼は「(苦手の世界選手権で)ベスト16の壁を壊せた。悔しい気持ちもあるけれどスッキリした」と晴れやかな表情で語った。世界のトップには再び中国が君臨。松友は「1年で立て直す中国の凄さを感じた」と挑戦者の立場を前向きに受け止めていた。

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