藤波70キロ級で銅 Tフォール勝ち「終わり良ければ全てよし」

[ 2017年8月28日 05:30 ]

レスリング世界選手権最終日 ( 2017年8月26日    フランス・パリ )

男子フリー70キロ級3位決定戦 ジョージアを破って銅メダルを獲得した藤波勇飛
Photo By 共同

 大会最終日の男子フリースタイルでは、非五輪階級の70キロ級で藤波勇飛(21=山梨学院大)が銅メダルを獲得した。

 巧みに相手のサイドに回り込み、次々に攻め手を繰り出す。藤波は3位決定戦で持ち味を発揮し、2分35秒でテクニカルフォール勝ち。「3位なのでめちゃくちゃうれしいとは言えないが、終わり良ければ全てよし」とガッツポーズが出た。減量苦もあって、今年に入って65、66キロ級から階級を上げた。

 適性と思われた70キロ級は五輪階級から外れたため、今後は74キロ級転向を見据える。「戦える体をつくって頑張りたい」と21歳のホープは誓った。

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2017年8月28日のニュース