A・マリーも全米欠場 臀部のけが治らず「優勝するには痛みが強すぎた」

[ 2017年8月27日 09:52 ]

全米オープン欠場を発表したA・マリー (AP)
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 男子テニス世界ランキング2位のアンディ・マリー(30=英国)が28日に開幕する全米オープンを臀部(でんぶ)のケガで欠場すると発表した。26日に会見を行い、「この数日の会場での練習は悪くなかった。でも大会で優勝するには痛みが強すぎた」と語った。

 6月の全仏オープン準決勝で痛め、その後の試合を欠場。連覇を狙ってぶっつけ本番で挑んだウィンブルドンでも精彩を欠いて準々決勝で敗退した。ウィンブルドン以降は試合に出ておらず、今季残り試合については「チームと話し合って数日中に決めたい。できるだけ早く、今季中にはコートに戻りたいと思っている」と意欲は示した。

 今年の全米オープンは錦織圭(日清食品)、ジョコビッチ(セルビア)、バブリンカ(スイス)がすでに今季全休を決めて欠場。左手首の手術を受けたラオニッチ(カナダ)を含め、トップ選手が軒並み欠場している。

 すでに発表されている男子シングルスの組み合わせは、第2シードのA・マリーの位置に第5シードのチリッチ(クロアチア)が繰り上がり、チリッチの位置には第17シードのクエリー(米国)が代わりに入る。

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2017年8月27日のニュース