張本 チェコOPシングルス優勝 ワールドツアー同種目優勝の史上最年少記録達成

[ 2017年8月27日 21:58 ]

張本智和
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 怪物がまた快挙を達成した。卓球のワールドツアー、チェコ・オープンの男子シングルス決勝が27日に行われ、世界ランク20位の張本智和(エリートアカデミー)が、同7位のティモ・ボル(ドイツ)を4―2で撃破。14歳61日でのワールドツアーの同種目優勝は史上最年少記録となった。国際連盟によると、従来の記録は14年荻村杯ジャパン・オープンを制した于子洋(中国)の16歳30日だった。

 張本は今月5日のアジア太平洋リーグの水谷との試合で、右手を台にぶつけて親指付け根付近に裂傷を負った。流血してその試合を棄権したが、幸い軽傷で済んで数日後には練習を再開。「(現地で)騒ぎになってしまったのに、これくらいのケガで済んで申し訳なかった」と笑顔で振り返っていた。

 今年2月のインド・オープンでは決勝で敗れて優勝を逃したが、ついにタイトルをゲット。13歳で初出場した世界選手権でも史上最年少の8強に進撃した怪物は、卓球界の歴史を次々に塗り替えていく。

 また、女子シングルス決勝は伊藤美誠(スターツ)が、石川佳純(全農)を下して優勝した。

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2017年8月27日のニュース