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3年後の夏を目指し…北海道マラソン、GC設定記録突破へ期待

北海道マラソン会見で記念撮影する(左から)丸山文裕、藤原新、田中華絵、前田穂南
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 2020年8月2日と9日の気象状況を今からやきもきしているのは、おそらく世界中でも数えるほどだろう。その日がどんな日かといえば、東京五輪でマラソン競技が実施される運命の2日間だ。

 今月下旬には酷暑でのレースを想定して、日本陸連が東京都内でマラソンの測定合宿を行った。東京五輪とほぼ同時期同時刻の条件下で長距離を走ると、どんな反応が選手に起こるのかというデータを集め、東京五輪での暑熱対策にフィードバックさせていくというわけだ。まだまだデータ収集という段階で、これから方針を探っていくというが、3年後を見据えた地道な取り組みに期待したい。

 一方で、27日の札幌の気象条件も陸上関係者は気になるところだろう。20年東京五輪のマラソン男女代表選考大会「グランドチャンピオンシップ(GC)シリーズ」が北海道マラソン(27日号砲)で初戦を迎える。場所は違えど、東京五輪と同じ夏場のマラソンという点が特徴的だ。

 男子は2時間15分、女子は2時間32分以内で日本人トップ、もしくは男子が2時間13分、女子は2時間30分以内で日本人2〜6位以内に入ることがGC進出の条件になっている。出場選手たちは東京五輪出場を見据え「まずは暑さに慣れる意味でも夏場のマラソンを体感したい」と意欲的だが、やはり暑さは設定タイム突破の大きな壁になる。

 記者は25日に札幌へ移動し、一足早く札幌を体感した。同市内は猛暑の東京に帰るのが嫌になるくらい涼しく快適だが、日差しがある場所だとそうでもない。レース前日の26日には、選手が早朝トレーニングをしていた午前6時前後は20度だった気温がスタート予定時間の午前9時には23度まで上昇。ゴールが予想される11時ごろは28度近くまで上がった。照りつける直射日光は体力を奪い、タフなレースになると予想される。

 選手に習って早朝“ウオーキング”をしてみたが、日差しのあるところではジリジリと肌が焼かれる感じで、信号待ちもうっとうしくなるくらいだった。東京のような湿気を伴った不快な暑さではないが、それでも走るのに最高のコンディションとは言いがたい。

 レース当日の予報は晴れ、予想最高気温は26度。本番の東京五輪では札幌以上の厳しい気象条件になることは必至で、北海道で結果を出すことが夏季レースでの自信にもつながるはずだ。日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーも「北海道マラソンで突破者がゼロはさびしい。複数出てほしい」と期待している。願わくば、27日も、そして20年8月上旬も競技者や観戦者に優しい天候になってほしいと思う。(記者コラム・河西 崇)

[ 2017年8月27日 09:00 ]

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