タカマツペア、メダル確定 準々決勝で中国ペア撃破 世界バド

[ 2017年8月26日 05:30 ]

世界バドミントン女子ダブルス準々決勝 中国ペアと対戦する高橋(左)、松友組
Photo By 共同

 バドミントンの世界選手権第5日は25日、英国・グラスゴーで各種目の準々決勝が行われ、女子ダブルスの第1シードでリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は第14シードの包宜キン、于小含組(中国)に2―1で競り勝って、今大会の日本勢で初めて銅メダル以上を確定させた。3位決定戦がないため、この種目で日本勢3大会連続、同ペアにとって初のメダル獲得が決まった。また、男子ダブルス準々決勝で園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)がデンマークのペアを下して銅メダル以上を確定させた。

 世界選手権で初のメダル獲得が決まると、高橋礼と松友は叫びながらガッツポーズした。第2ゲーム中盤までは一方的な展開だったが、相手の逆襲で大混戦に。冷や汗ものの白星でなんとか準決勝に駒を進めた。

 昨年11月の初対戦では1―2で敗れた相手。それでも松友は「中国ペアとやるために練習してきたので楽しみ。しっかり頑張りたい」と重圧よりも高揚感を胸にコートに立った。第1ゲームを21―13で先取すると、第2ゲームも一時は12―0。しかし楽勝ムードはここから一変。追い上げを許し、5度のマッチポイントも生かせず最終ゲームへ突入した。

 最後は地力を発揮して何とか突き放し、前日の準々決勝の福万、与猶組戦に続いて接戦を制した。昨年のリオ五輪に続く頂点まであと2勝だ。

続きを表示

2017年8月26日のニュース