三段目・大露羅が小錦超え!史上最重量288キロ「おにぎりが効いたかも」

[ 2017年8月22日 13:52 ]

史上最重量となった大露羅は健康診断で血圧を測る
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 日本相撲協会は22日、東京・両国国技館で健康診断を行い、ロシア出身の三段目・大露羅(34=山響部屋)が体重測定で288キロを記録し、小錦の285キロ(96年2月計測)を超え、史上最重量力士となった。健康診断を終えると「これで永遠に名前が残る」と感想を語った。

 2000年の入門時に190キロだった大露羅は順調に?体重が増加し、今年2月の健康診断での計測では283・8キロだった。食事を一日一食にとどめてウオーキングも行うなど体重が増えないようにしていたが、それでも記録を更新した。最近、体に吹き出物ができたため抗生物質を服用しており、前夜は空腹で薬を飲むのはいけないと思い、おにぎりを食べたという。「そのおにぎりが効いたかも」と“小錦超え”の要因を分析した。

 入門時の師匠は北の湖親方(元横綱)。亡き師匠が生きていたらどう言われるかと尋ねると「バカヤローと言われるんじゃないか」と苦笑いしていた。

 大露羅の最高位は11年九州場所の東幕下43枚目。14年春場所以降の番付は三段目を上下しており、直近は3場所連続負け越しと苦戦が続いている。「(現役生活は)長くはないかもしれないけど頑張る」と奮起を誓っていた。

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2017年8月22日のニュース