全日本ポーカー選手権メイン部門 ファイナリスト9人が決定

[ 2017年8月21日 05:30 ]

白熱した戦いが繰り広げられたメイントーナメント部門
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 「AJPC(全日本ポーカー選手権)2017」(スポニチ主催)のメイントーナメント部門・決勝ラウンド2日目が20日、横浜市の横浜ワールドポーターズで行われた。これまで大阪、東京をはじめ、全国の地方予選に3114人が参加し、横浜で行われた2日間の決勝ラウンドには311人が出場。9月10日に新宿で行われるファイナルに出場する9人が決定した。

 ポーカー歴8年、静岡県沼津市から出場した元杉康久さんは6回目の出場で初のファイナル出場権を獲得した。「座右の銘はNo challnge No Chance。チャレンジしないと何も始まらない。チャンスがあればガッチリとりますよ。もちろん優勝を目指します」と、ファイナリストの中で断トツの70万8000点のチップポイントを武器に初優勝への意気込みを話した。

 また、メイントーナメント部門以外に、ジュニア横浜予選、レディーストーナメント部門、シニア部門の各予選も決勝ラウンドが行われた。

 ジュニア部門は大阪予選ですでにファイナル出場権を獲得した昨年準優勝の石田亮太さんのほか、福山尚親さん、前日の横浜予選1日目で出場権を獲得した餅原亮さんに加え、最後の1人として高校2年生の関野龍二さん(17)が進出した。ポーカー歴2年、独学で学んだという関野さんは「オールインを意識せず、相手を読んでいきたい。目指すは優勝です」と笑顔でコメント。

 141人が出場したレディース部門は、12年ファイナル準優勝の冨澤麻梨香さんのほか、馬渡由美さん、安積由香さんが出場権を獲得。冨澤さんはチップカウント40万4000点と有利な状況とあって「初優勝を目指します」と、2度目の出場となるファイナルでの活躍を誓った。

 131人が出場したシニア部門は昨年優勝者の今西幸雄さん(62)のほか、山下一喜さん、香城国磨さんの3人に決定した。「ディフェンディングチャンピオンとして絶対に優勝します」と、今西さんは60歳から始めてポーカー歴2年だが、連覇という最高の結果で締めくくる約束をした。

 なお、ジュニア部門のファイナルは来月10日、シニア、レディースの各部門のファイナルは9日に新宿で行われる。

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