王者サントリー連覇へ快勝発進 WTB中鶴“会心”2トライ

[ 2017年8月19日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第1節   サントリー32―5キャノン ( 2017年8月18日    秩父宮 )

 昨季トライ王が、一皮むけた姿で帰ってきた。リーグ2連覇を目指すサントリーは、WTB中鶴隆彰の2トライを含む計5トライでキヤノンに完勝。幸先のいいスタートを切った殊勲者は「成長をトップリーグでも見せたかった。余裕を持ってプレーができた」と会心の笑みを見せた。

 前半35分は右ウイングの中鶴にとっては反対側を攻め込んだシーンで「相手のディフェンスに重圧がかかっていた」と察知。大きくポジションを変えて守備の薄いCTB村田の内側に走り込み、今季初トライをマークした。昨季の活躍が認められて今春はサンウルブズ入りも、スキルやフィジカル差を痛感し、「練習でも常にあのレベルを忘れずにやる」と意識が高まった。春はつかめなかった日本代表入りへ、再挑戦のシーズンが始まった。

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2017年8月19日のニュース