ウォリアーズのデュラントがホワイトハウスへの表敬訪問を拒否 広がるトランプ批判!

[ 2017年8月18日 15:40 ]

 NBAウォリアーズのフォワードでファイナルでMVPとなったケビン・デュラント(28歳)が17日、スポーツ専門局ESPNの取材に対して「招待されても行かない」と語り、恒例となっている優勝チームのホワイトハウスへの表敬訪問には参加しない意向を示した。

「現時点では(大統領を)リスペクトしない。彼が認めたことを認めないし、自分が(ホワイトハウスに)行かないことでそれをわかってもらえると思う」とコメント。「これはチーム全体の判断ではない」としながらも「チームメートは自分を支持してくれると思う」と、選手全員の意思を代弁していることをアピールした。

 デュラントはワシントンDC郊外のシート・プレザント(メリーランド州)で生まれ育ち、ホワイトハウスはいわば“地元”にあるランドマーク。ウォリアーズは来年2月28日にワシントンDCでウィザーズとの試合が組まれているが、少なくともファイナルのMVPはホワイトハウスからは距離を置くことになった。

 トランプ大統領はバージニア州シャーロッツビルで起こった白人至上主義者と反対派の衝突事件に関し、当初、白人至上主義団体のクー・クラックス・クラン(KKK)を非難しなかったために全米から“集中砲火”を浴びている最中。影響力のあるNBAのスター選手も反トランプ色を鮮明にしたことで、さらに逆境に追い込まれそうだ。

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2017年8月18日のニュース