日本中が松山にエール「絶対メジャー取れる」「ぐっと来た」

[ 2017年8月14日 11:25 ]

最終ラウンド、13番でアプローチショットを寄せきれず、悔しがる松山英樹 (AP)
Photo By AP

 男子ゴルフの全米プロ選手権で、日本男子初のメジャー制覇を逃した松山英樹(25)に全国のゴルフファンは14日、健闘をたたえ、今後の活躍に期待を寄せた。

 松山の父親が経営する松山市のゴルフ練習場を利用していた自営業広野豊孝さん(68)は「今回は残念だったけど、地元の誇りで期待している」とエールを送った。中高時代の松山が練習する姿を時折、見掛けていたという。

 最終日に一時トップに立ったが逆転され、ラウンド後に涙を流した。母校の明徳義塾中・高(高知県須崎市)の吉田圭一校長(70)は「中高時代、勝っても負けても涙は見たことがなく、よほど悔しかったのだろう。その気持ちを次の試合につなげ、さらなる高みを目指してほしい」と激励した。

 東北福祉大(仙台市青葉区)の職員は「ぐっと来た。悔しさを晴らすのを見守り、応援していきたい」と話した。

 初日からテレビで応援、最終日も出勤ぎりぎりまでプレーを見守ったという東京都豊島区の会社員中村亮さん(73)は、通勤途中の新橋駅前で「どれだけボギーをたたいても諦めず盛り返すところがすごい。まだ若いし絶対にメジャーを取れると思う」と期待した。

続きを表示

2017年8月14日のニュース