松山 メジャー初Vへの重圧「日本ツアーにアマで出場したときのような緊張」

[ 2017年8月14日 10:34 ]

最終ラウンド、ホールアウトし、18番グリーンを後にする松山英樹。メジャー制覇はかなわなかった
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 男子ゴルフの松山英樹(25=LEXUS)は13日、ノースカロライナ州シャーロットのクウェイルホロー・クラブ(7600ヤード、パー71)で行われた全米プロ選手権の最終ラウンドで5バーディー、6ボギーの72とスコアを伸ばせず、通算5アンダーの279で5位で4日間を終え、日本男子初となるメジャー制覇は果たせなかった。悔し涙を拭った松山は、潔く結果を受け入れて心境を語った。

 ―悔しい結果だった。

 「そうですね、はい。自信を持って打てる技術もないのかなと思った」

 ―後半に失速した。

 「11番でバーディーチャンスにつけられる位置からボギーにしてしまうというのが、すごくふがいない。難しくない状況からミスしたのがきつかった」

 ―そこから諦めずにプレーした。

 「ピン位置的にバーディーを取れそうな気がしたのでうまくいけばなという感じだった。思い通り14、15番で取れたので、残り3ホールだなというところで16番の第1打のミスと、パットが入らなかったことがきいた」

 ―メジャーの優勝争いの重圧は。

 「日本ツアーにアマチュアで出場したときのような緊張だった。スタート前は(前日より)今日の方が落ち着いているなと思った。いいプレーができそうな雰囲気があったが、なかなか波に乗れなかった」

 ―この結果を次に生かしたいところだが。

 「これを経験したからといって克服できるものではないと思うが、場数が増えていけばそれだけチャンスが増えているということだと思う。その1回が(優勝に)当たるようにもっともっとチャンスを増やしたい」(共同)

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2017年8月14日のニュース