松山 後半失速に涙…偉業は来年に持ち越し「勝てる人になりたい」

[ 2017年8月14日 09:08 ]

最終日に失速し、メジャー初制覇を逃した松山はテレビのインタビュー中に悔し涙
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 男子ゴルフの全米プロ選手権最終日は13日(日本時間14日)、米ノースカロライナ州シャーロットのクウェイルホロー・クラブ(7600ヤード、パー71)で行われ、1打差の2位から出た松山英樹(25=LEXUS)は5バーディー、6ボギーの72とスコアを伸ばせず、通算5アンダーで首位に3打差の5位タイで終戦。日本男子初のメジャー制覇には届かなかった。

 最終日を2位からスタートし、9番を終えた時点で一時単独トップに立ったが、11番から3連続ボギーを叩いて失速。14、15番で連続バーディーを奪い意地を見せたが「うまく立て直せなかった」と悔やんだ。

 ホールアウト後のインタビューでは涙をぬぐう場面も見られた松山。「気持ちの部分でもっと成長しないといけない。(前日に比べ)今日の方がいいプレーができそうな雰囲気はあったが、なかなか波に乗れなかった」とプレーを振り返り、「これを次に生かしていきたいが、何をすれば勝てるのか分からない。勝てる人になりたいなと思う」と言葉を絞り出した。

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