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ボルト伝説、棄権で幕…左太腿裏けいれんでゴールできず

陸上世界選手権第9日 男子400メートルリレー ( 2017年8月13日    英ロンドン・ロンドン競技場 )

男子4×100メートルリレー決勝、負傷するボルト
Photo By スポニチ

 走り始めて21歩目。ボルトは顔をしかめて不規則なステップを踏み始めた。痛みに耐えかねてバトンを放り投げ、自分の勢いを止めるため前方に1回転。6万人の観客が見つめたラストランは最悪の結末を迎えた。12年ロンドン五輪で3つの金メダルを獲り「歓声が凄い。お客さんも朝早くから詰めかけてくれた」という思い出の舞台は暗転。苦悶(くもん)の表情を浮かべたまま去った。

 走れば、100メートル9秒58の世界記録。しゃべれば奔放な発言、動けば陽気なパフォーマンスとライトニングポーズで世界中で愛された。だが、この日ばかりは笑顔と無縁。ボルトはチームメートに何度も謝罪したという。

 ジャマイカの医師は左太腿裏のけいれんだったと明かした。3走のヨハン・ブレーク(27)は「あまりに長く待たされた。ウサインは冷え切っていたし“これはクレージーだ。出番の前に2回も表彰式が行われている”と言っていた。自分もそうだと思う」とテレビの演出で待たされ、夜のレースで体が冷えた影響を指摘した。

 観客の声援に応えられなかった不世出の英雄は「ありがとう。みんなに無限の愛を」とツイッターにメッセージを送った。スーパースターは勝てなくてもなお、強烈なインパクトを残し、栄光に彩られた競技人生に別れを告げた。

[ 2017年8月14日 05:30 ]

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