高梨2位「ばらつきがひどい」 伊藤は3位 女子GP開幕戦

[ 2017年8月12日 08:06 ]

 ノルディックスキーの夏の国際大会、グランプリ(GP)ジャンプ女子は11日、フランスのクーシュベルで個人第1戦(ヒルサイズ=HS96メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)は89メートル、90メートルの220・1点で2位、伊藤有希(土屋ホーム)は91メートル、85メートルの219・0点で3位だった。

 1回目に最長不倒の95メートルを飛んだカタリナ・アルトハウス(ドイツ)が230・8点で優勝。勢藤優花(北海道ハイテクAC)は87・5メートル、93メートルの201・4点で10位、岩渕香里(北野建設)は88メートル、93・5メートルの198・6点で13位だった。

 世界選手権優勝のカリーナ・フォクト(ドイツ)は9日の練習で膝を痛めたため出場しなかった。

 ▼高梨沙羅の話 1回目で失敗して、2回目で何とか盛り返したが、ばらつきがひどい。何が原因なのかをちゃんと考えていかないといけない。

 ▼ 伊藤有希の話 試合で悪いジャンプが2回出るというのは全然話にならない。2回目は(踏み切りで)台を長く踏もうと思ったら、踏み外した。

 ▼ 勢藤優花の話 助走姿勢の重心の位置を課題にしてきたが、1回目で前にいき過ぎてしまった。スタートの仕方があまり良くなかった。(共同)

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2017年8月12日のニュース