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羽生「陰陽師」再び 五輪連覇へ平昌勝負曲「迷いなく決めた」

トロントで報道陣に練習を公開し、華麗なジャンプを披露する羽生
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 フィギュアスケート男子の羽生結弦(22=ANA)は8日、拠点のカナダ・トロントで練習を公開した。2連覇を狙う平昌(ピョンチャン)五輪シーズンのフリーでは2季ぶりに映画「陰陽師」の曲による「SEIMEI」を使用すると発表。2015〜16年シーズンに世界歴代最高得点を連発した自信作を再投入する。また、4回転ジャンプは1本増やして5本とする意向を示した。

 異例のプログラム選択だった。羽生は既に発表していたショートプログラム(SP)の「バラード第1番」(ショパン)に続いて、フリーも15〜16年シーズンに使用していた「SEIMEI」に戻すと発表。過去に荒川静香がトリノ五輪シーズン途中にフリーを04年世界選手権優勝時に使用していた「トゥーランドット」に替えて金メダルを獲得したことがあったが、SPとフリーの両方を旧作にするのは極めて珍しい。羽生の心の中では1年以上前から決めていたプランで「迷いなく決めました。五輪シーズンで使おうと温めていました」と力強く語った。

 この日の公開練習ではさっそく曲をかけて体を動かした。「自分に合っていて、無理なく溶け込める」。両プログラムは2季前のNHK杯とGPファイナルで世界歴代最高得点を連発した最強プログラム。「このシーズンだからこそ、プラスの状態から積み上げていきたい」とメリットを強調した。コーチのブライアン・オーサー氏も「いい判断だと思う」と背中を押した。

 一方で、ジャンプでは攻めの構成だ。昨季から後半に1本増やして5本にする予定。ジャンプの基礎点の合計は2季前から9・62点、昨季から1・98点アップ。「全く違うことをやっている感覚で、過去の自分にとらわれない」と新鮮な気分で取り組めている。オーサー氏は「ユヅ(羽生)はジャンプもスキルも以前より良くなっている」とハイレベルなプログラムになると予告した。

 平昌五輪開幕まであと半年。日本男子の枠は3で、従来通り全日本選手権(12月)優勝者らが選出される。2季前に出した合計330・43点の世界歴代最高得点の更新を視野に入れ、「ケガなく実力を出せる状況をつくって、まずは代表に選ばれること。選ばれたら金メダルを目指して頑張りたい」と誓った。48、52年五輪を制したディック・バトン(米国)以来66年ぶりの男子五輪連覇が懸かるシーズン。手堅く、積極的に。王者は攻防一体の必勝プログラムで挑む。

[ 2017年8月10日 05:30 ]

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