羽生「SEIMEI」で4回転5本!平昌に向け「昨季前から温めていた」

[ 2017年8月9日 09:51 ]

トロントで練習を公開した羽生
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 フィギュアスケート男子の羽生結弦(22=ANA)は8日、2連覇を狙う平昌五輪シーズンのフリーで2季ぶりに「SEIMEI」を滑ると発表した。「SEIMEI」は映画「陰陽師」の曲を使って、安倍晴明を演じる和テイストのプログラム。既にショートプログラム(SP)は14―15年、15―16年に使用したショパンの「バラード第1番」と発表しており、ともに15年のNHK杯とGPファイナルで世界歴代最高得点(フリーは17年3月に自ら更新)を出した最強プログラムを選択した。

 この日、拠点のカナダ・トロントで練習を公開した羽生は「滑っていて心地よく、自分らしく演じられるプログラム。五輪シーズンで使おうと、先シーズンの前から温めていました」と説明した。フリーでは4回転ジャンプを5本組み込む予定。3本だった2季前より難しい演技構成になり、さらに高得点が期待できる。開幕まであと半年となった平昌五輪へ向けて「まずは健康でけがなく代表に選ばれること。選ばれたら金メダルを目指してしっかり頑張りたい」と意気込みを語った。

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