女子マラソン縮まらない世界との差 清田16位「力不足」

[ 2017年8月7日 05:30 ]

陸上・世界選手権第3日 女子マラソン ( 2017年8月6日    英ロンドン )

女子マラソン、引き揚げる清田(左)と安藤
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 女子マラソンの日本勢は清田真央(23=スズキ浜松AC)の16位が最高で、安藤友香(23=同)は17位、重友梨佐(29=天満屋)は27位。ローズ・チェリモ(28=バーレーン)が優勝した。

 初めて挑む世界選手権が、23歳の清田にとっては3度目のマラソン。1メートル56、42キロの小柄なランナーは35キロ地点まで先頭集団の後方で食らいついたが、終盤のペースアップについていけずに16位でフィニッシュ。日本人トップで走りきったものの、世界のレベルを痛感した。

 「凄い悔しい。35キロから動くと分かっていたけど、ついていけなかった自分が悔しい」

 同い年、同じ所属の安藤とともに臨んだ大舞台。「常に負けたくない気持ちを持っている」と切磋琢磨(せっさたくま)し、地道に走力をつけてきた。一緒に練習するチームメートであり、ライバルでもある相手と競いながら、今大会の切符を手にした。だが、夏場のマラソンは初めてで調整に苦労した。「前半にゆとりを持てなかった分、後半に失速した。力不足です」。この悔しさを胸に出直しを図る。

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2017年8月7日のニュース