愛 日本勢トップ17位で最終日へ、笑顔なし「練習して備える」

[ 2017年8月6日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー 全英リコー女子オープン第3日 ( 2017年8月5日    英国セントアンドリュース キングズバーンズ・リンクス=6697ヤード、パー72 )

全英女子オープン第3日、2番でティーショットを放つ鈴木
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 女子ゴルフのメジャー第4戦、全英リコー女子オープン(英セントアンドルーズ、キングズバーンズGL)の第3ラウンドが行われ、21位から出た鈴木愛(23=セールスフォース)が6バーディー、3ボギーの69で回り、通算7アンダーで日本勢トップの17位に付けた。

 圧巻のバーディーラッシュを見せた鈴木だったが、笑顔は薄かった。「ショットがあまりよくなかった。しっかり練習して明日に備えたい」と、スコアを伸ばした喜びよりも反省を口にした。1つ落として迎えた8番で2・5メートルを沈めると、9番はカップをかすめるスーパーショットで50センチにピタリ。10番でも70センチに止めて3連続バーディーを奪った。14番パー3では、第1打をグリーン奥に外したがチップインバーディー。16番では7メートルのスライスラインを読み切った。

 通算7アンダーに伸ばし「最低限の目標は来年の出場権(15位以内)。そこを目指して頑張る」と最終日を見据えた。

 決勝ラウンドに進出した日本勢は鈴木を含めて5人。21位から出た上原彩子(33=モスバーガー)は通算5アンダーで31位。同じく21位発進の野村敏京(24=フリー)は、この日5オーバーと大きく崩れ、通算2オーバーの72位まで後退した。予選カットライン上の65位から出た川岸史果(22=加賀電子)は通算1アンダーの59位、西山ゆかり(35=アマダホールディングス)は通算3オーバーの76位だった。

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2017年8月6日のニュース