ファラーV3 驚異ラスト、ロード転向控え感慨「特別な瞬間」

[ 2017年8月6日 05:30 ]

陸上世界選手権第1日 男子1万メートル決勝 ( 2017年8月4日    英ロンドン・ロンドン競技場 )

世界陸上男子10000メートルで優勝し笑顔でポーズを決めるファラー
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 男子1万メートルは地鳴りのような大歓声が響く中、最後の直線で驚異的な“末脚”を見せつけた。ソマリアで生まれ、8歳で英国に移住したファラーが3連覇を達成。今大会を最後にトラック種目から引退し、ロードレースに本格参戦する34歳のランナーは「特別な瞬間だ」と感慨に浸った。

 指導を仰ぐサラザール・コーチにドーピング違反の疑いが浮上。ファラー自身にも疑惑の目が向けられているが「一生懸命に練習すれば、何事も可能だ」と潔白を強調する。残るレースは5000メートルで、昨夏のリオ五輪に続く2冠を狙う。

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2017年8月6日のニュース