松山 3差3位浮上、悪天候で中断2度耐えた「疲れはない」

[ 2017年8月6日 05:30 ]

世界選手権シリーズ ブリヂストン招待第2日 ( 2017年8月4日    米オハイオ州アクロン ファイアストーンCC=7400ヤード、パー70 )

ブリヂストン招待第2日 16番でラフから第2打を放つ松山
Photo By 共同

 15位から出た松山英樹(25=LEXUS)は67で回り、通算4アンダーの136でトップと3打差の3位に浮上した。小平智(27=Admiral)は通算4オーバーの52位、谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)は通算5オーバーの62位。65をマークしたジミー・ウォーカー(38=米国)が通算7アンダーで首位に立った。

 悪天候でスタートが45分遅れ、雷雲接近による中断が2度。約9時間に及ぶラウンドを終えた松山は「長いです」と言ってから「疲れはない。18ホールなんで。(中断は)いつものこと。気にしていない」と振り返った。

 序盤はパーを重ねて8番でラフから20ヤードをウエッジで放り込みチップインバーディー。10番で3パットしたが、12番パー3で1メートルにぴたり。14番は7メートルのパットを沈め、17番では3メートルにつけて67の好スコアをマークした。

 「ドライバーは良くなっている感じがあるけど、フルショット以外のショットがうまく打てていない。ショットは曲がることもある。パットは外すこともある。良くないところが多い」と満足はしていないが、フェアウエーキープ率は62・29%、パーオン率は83・33%と改善傾向。マレット型の新しいパターの感触も悪くない。

 昨年10月のHSBCチャンピオンズ以来となる世界選手権シリーズ2勝目は射程圏内。「優勝争いできる状態か?」との問いには「ない」と答えたが「でも順位が良いので、この2日間のようにやれたらいい」との言葉には自信がにじんだ。

続きを表示

2017年8月6日のニュース