「KOBELCO CUP」開幕 元日本代表大藪氏の息子・洸太は1トライ「目標はお父さんを超えること」

[ 2017年8月1日 16:43 ]

元ラグビー日本代表・大藪正光氏を父に持つU17東海ブロック代表フルバックの洸太(右から2人目) 
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 ラグビーの「KOBELCO CUP 2017」第13回全国高校合同チーム大会、第7回全国高校女子合同チーム大会(特別協賛・神戸製鋼グループ)が1日、長野県上田市にある菅平高原で開幕し、予選リーグなどが行われた。

 U17予選リーグには、ラグビー元日本代表センターとして活躍した大藪正光氏(トヨタ自動車)を父に持つ洸太(中部大春日丘・2年)が、東海ブロックのフルバックで出場した。1メートル80、70キロのサイズに、50メートル6秒の快足を生かし、北信越戦ではディフェンス2人をスピードでかわし1トライの活躍を見せた。

 中学までは野球ひと筋だったが、15年に開催されたラグビーW杯で、日本代表が南アフリカに勝った試合をテレビで見てラグビーの道を選択した。6月に行われた第31回男子セブンズユースアカデミーのメンバーにも選ばれるなど、父親譲りのセンスで早くも頭角を現している。

 正光氏は今季からトヨタ自動車のチームコーディネーターとして現場に復帰。そんな父の仕事帰りを待って、夜にはスーパーラグビーなどを一緒に観戦してアドバイスを受けている。

 「目標はお父さんを超えることです」。未来の有望株が今年も「KOBELCO CUP」で見つかった。

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2017年8月1日のニュース