美寿々、２日連続６５で首位浮上！雨中断も通算１６アンダー

女子ゴルフツアー　大東建託いい部屋ネット・レディース第３日 （ 2017年7月29日    山梨県鳴沢村　鳴沢ゴルフ倶楽部＝６５８７ヤード、パー７２ ）

９番、チップインバーディーを決め喜ぶ成田
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　雷雨による１時間半の中断もあった難コンディションの中、２番から４連続バーディーを奪った成田美寿々（２４＝オンワードホールディングス）が、その後も３バーディーを奪って６５。通算１６アンダー、２００で首位に浮上した。２週連続優勝を狙う穴井詩（２９＝ＧＯＬＦ５）、大江香織（２７＝アルパイン）の２位２人に４打差を付けた。

　雨による中断もあり成田がパー５の１８番グリーンに来たのは暗くなりかけた午後６時すぎ。それでも、２オンを果たし楽々とバーディーを奪った。２日連続の６５。「ボギーの多い私が」と本人も驚く初体験の３日連続ボギーなしで２位に４打差を付けた。「今日は回りきれるか不安でしたが、後半のピンチを踏ん張れた」とラウンドを振り返った。

　一気に抜け出したのは２番からの４連続バーディー。いずれも２〜４メートルのパットを沈め、「今日はショットがピタピタ付いたのではなく微妙なパットが入ってくれた」と語った。１月から成田にパットの指導をする南秀樹コーチは、「パットの時に本当にいい音を出している。伸びるような音で、優勝にあとは気持ちだけ」と最終日に期待した。

　２年ぶりの８勝目に向けてアドバンテージは４打。追う２位穴井の「簡単には勝たせません」の言葉を聞くと「上から目線ですね」と笑わせた後に「油断はできない。２０アンダーを目指すだけ」と表情を引き締めた。