小関 男子200平で銀、一平銅で日本勢ダブル表彰台

[ 2017年7月29日 05:30 ]

水泳世界選手権第15日 ( 2017年7月28日    ハンガリー・ブダペスト )

世界選手権男子200メートル平泳ぎ決勝、2位の小関(右)と3位の渡辺
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 ダブル表彰台だ。競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で小関也朱篤(25=ミキハウス)は2分07秒29で銀メダル、世界記録保持者の渡辺一平(20=早大)が2分07秒47で初の表彰台となる銅メダルに輝いた。200メートル背泳ぎ決勝で、入江陵介(27=イトマン東進)が1分56秒35で7位に終わり、4位だった100メートルに続きメダル獲得はならなかった。

 男子200メートル平泳ぎ決勝で、小関が積極果敢な展開でレースを引っ張った。世界記録保持者の渡辺も前評判通りの泳ぎを見せ、ダブルでのメダルに笑顔がはじける。

 昨年のリオ五輪6位の渡辺は今年1月の東京都選手権で2分6秒67の世界記録を出し脚光を浴びた。準決勝では2分7秒44の好タイムをマークし全体2位で通過。「余力がある。決勝では120%の力を出す」と気合たっぷりで臨んでいた。

 リオ五輪5位の小関は2分7秒80の全体4位で準決勝を通過した。4日前の100メートルでは4位で、メダルまで100分の5秒だった。「体はいい状態。200メートルでは最高のパフォーマンスを発揮したい」と力強く語っていた。日本の2人は決勝の舞台でも持ち味を発揮した。

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