入江 男子200背泳ぎは7位、後半息切れ「きつかった」

[ 2017年7月29日 05:30 ]

水泳世界選手権第15日 ( 2017年7月28日    ハンガリー・ブダペスト )

世界選手権男子200メートル背泳ぎ決勝で7位の入江
Photo By スポニチ

 完敗だった。最初の50メートルで4番手につけた入江は折り返す度に順位を下げた。終盤の粘りもなくラスト50メートルは失速。全体6位だった準決勝からタイムを0秒56落とす1分56秒35。12年ロンドン五輪以来の世界の表彰台には届かなかった。「かなりきつかった。後半遅くて、いいところがなかった。力不足の一言に尽きます」。五輪と世界選手権で3度銀メダルを獲得している得意種目だったが、準備不足は明らかだった。

 昨夏のリオ五輪は100メートル7位、200メートル8位。引退も考えたが、東京五輪を選手としての最終目標に決めた。今回、メダルは遠かった。だが、「今後強くなりたいという気持ちにさせてもらった。悔しい思いより、力をつけたいという気持ちが強い」。カムバックへの思いを深める大会になった。

続きを表示

2017年7月29日のニュース