新国立 五輪後は球技専用、収益確保 トラックの位置は客席に

[ 2017年7月26日 05:30 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムで開閉会式や陸上などを行う新国立競技場について、大会後は集客が見込めるサッカーやラグビーの球技専用とする見通しとなったことが25日、分かった。複数の関係者によると政府が最終調整に入った。

 陸上トラックの位置に観客席を増設する計画で、陸上競技場としての機能はなくなる。巨額の維持管理費を賄うために収益性を確保する狙いがある。9月にも関係閣僚会議で正式に決める見通しだ。陸上の利用では、大規模な大会を開く際に必要なサブトラックを、常設できる場所が近隣に確保できない点も障害だった。

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2017年7月26日のニュース