横審、稀勢に完治するまで“休場のススメ”「万全で出てきて」

[ 2017年7月25日 05:30 ]

横綱審議委員会の定例会合を終え、記者会見する北村正任委員長
Photo By 共同

 場所後恒例の横綱審議委員会が両国国技館で開かれ、横綱・稀勢の里に苦言が出た。左上腕などに不安を抱えたまま出場し、5日目に左足首を負傷して2場所連続途中休場。北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は「ケガをしたのは万全でないから。(横綱は)客観的に自分の状況、周りの状況をみて、出られるか判断する。その判断が甘かった」と指摘。さらに「しっかり体を治して、万全で出てきてほしい。そうならなければ(9月の秋場所を)休んでいい。(委員の)大多数がそうだった」と説明した。

 また、横審は白鵬が史上2位の63連勝を記録した際に特別表彰したが、通算最多勝を更新した今回も特別表彰する見通しとなった。

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2017年7月25日のニュース