桃田賢斗「持っている力は出し切れた」 国外復帰戦から帰国

[ 2017年7月19日 12:01 ]

復帰後初の国際大会カナダオープンを準優勝で終えて帰国したバドミントンの桃田賢斗
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 バドミントンのカナダオープン男子シングルスで準優勝した桃田賢斗(22=NTT東日本)が19日、帰国した。違法賭博問題による出場停止処分が解けて、約1年3カ月ぶりに復帰した国際大会を終えた桃田は千葉県市原市の練習場で取材に応じ「観客が声を出して盛り上がる雰囲気は懐かしく感じたし、楽しかった。優勝はできなかったけれど、持っている力は出し切れた」と語った。

 スタミナ面やネット際のプレーを収穫に挙げた一方で、決勝では1歳下の常山幹太(トナミ運輸)に敗れ「戦術的に気持ちが引いてしまった」と反省した。まだ世界ランク2位だった頃の攻撃的なプレーには戻っていない。次戦はヨネックス・K&Dグラフィックス・インターナショナル(8月、米カリフォルニア州)の予定。「もう少し積極的に大胆なプレーや先手を取るプレーを試したい」。しばらくは試行錯誤が続きそうだ。

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2017年7月19日のニュース