フェデラーが8度目頂点!初戦から1セットも落とさぬ“完全優勝”

[ 2017年7月16日 23:51 ]

テニス ウィンブルドン選手権第13日 ( 2017年7月16日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ウィンブルドン男子シングルス決勝に登場したフェデラー(AP)
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 テニスのウィンブルドン選手権は16日、男子シングルス決勝が行われ、世界ランキング5位のロジャー・フェデラー(35=スイス)が同6位のマリン・チリッチ(28=クロアチア)を6―3、6―1、6―4のストレートで下して5年ぶり8度目の優勝。1回戦から決勝まで1セットも落とさない“完全優勝”で、19度目の4大大会制覇を決めた。

 第1セット第5ゲームでブレークに成功したフェデラーは、第9ゲームでもブレークして第1セットを6―3で先取。第2セットも2つのブレークを奪って6―1と圧倒し、優勝に王手をかけた。

 第3セットも流れはフェデラー。3―3で迎えた第7ゲームでブレークに成功し、8度目の頂点をたぐり寄せた。

 初のウィンブルドン制覇を狙ったチリッチだったが、決勝ではフェデラーの前に完敗。第3セット開始前には左足の治療を受けるなど本来の力を発揮できず、2度目の4大大会制覇はならなかった。

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2017年7月16日のニュース