シンクロ・ソロTR 乾が自己最高4位 飛び込みで6位入賞

[ 2017年7月16日 05:30 ]

水泳世界選手権シンクロ ソロ・テクニカルルーティン決勝で表情豊かに演技する乾
Photo By 共同

 水泳の世界選手権は15日、ブダペストで第2日が行われ、シンクロナイズドスイミングのソロ・テクニカルルーティン(TR)決勝で予選3位の乾友紀子(井村シンクロク)は91・7490点で自己最高の4位となった。スベトラーナ・コレスニチェンコ(ロシア)が優勝した。飛び込みの混合シンクロ高飛び込み決勝で村上和基(JSS白子)、板橋美波(JSS宝塚)組は307・74点で6位入賞を果たした。

 予選3位だった乾は、強豪の中国勢が出場しなかった千載一遇の好機を逃した。スピード感や力強さを欠いてメダル圏内を守り切れずに、同4位のウクライナ選手に0・2502点差でかわされた。「伸び伸び、一つの作品として泳ぎ切れた」という手応えは得たが、決勝で得点を伸ばしたライバルたちに及ばなかった。井村ヘッドコーチは「駄目だとは思わないが逆転負けは悪い流れ。断ち切らないと」と残り種目への影響を懸念した。

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2017年7月16日のニュース