日本 セルビアにストレート負け 中田監督「課題も出た」と切り替え

[ 2017年7月15日 17:20 ]

得点を挙げて喜ぶ選手たち
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 バレーボール女子の国際大会、ワールドグランプリ仙台大会第2日は15日、カメイアリーナ仙台で行われ、世界ランキング6位の日本は同3位でリオ五輪銀メダルのセルビアに0―3のストレート負けを喫した。仙台大会で初黒星を喫した中田久美監督は「チームをつくって2カ月。こういう公式戦でいいところも課題も出た。具体的な課題が見えてきたのはいいと思う」と切り替えていた。

 平均身長で日本を約10センチ上回るセルビアの高さとパワーに圧倒された。ミドルブロッカーの岩坂名奈主将(27=久光製薬)は「相手のミドルにやられ、自分たちのバレーができなかった。ミーティングをして臨んだが、結果としてブロックで仕留められなかった」と相手の攻撃にお手上げ状態だった。

 攻撃でもセルビアの壁が立ちはだかった。エース古賀紗理那(21=NEC)はチームトップの15点を挙げたが「相手のブロックに対して工夫があまりできなかった」と反省が口をつく。ブロックポイントは日本の6点に対し、セルビアは13点と好守で高さを見せつけられた形になった。

 大会最終日の16日は、セルビアにストレート勝ちした同4位のブラジルと対戦する。中田監督は「ブラジルは相当ブロックがいいので、まずはサーブでどこまで崩せるか。もう少し元気にやりたいと思います」と最終戦への抱負を語っていた。

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2017年7月15日のニュース