藍、11H終了イーブンパー 18番で初バーディー

[ 2017年7月14日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第1日   6732ヤード、パー72 ( 2017年7月13日    米ニュージャージー州ベッドミンスター トランプ・ナショナルGC )

第1Rの16番、ティーショットを放つ宮里藍
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 今季限りで引退する宮里藍(32=サントリー)は10番からスタートし11ホールを終えてイーブンパーだった。野村敏京(24=フリー)は12ホール終了で1オーバー。森田遥(20=フリー)は10ホール終了で1オーバー。宮里美香(27=NTTぷらら)は11ホール終了で2オーバー。渡辺彩香(23=大東建託)は8ホール終了で3オーバー。横峯さくら(31=エプソン)は8ホール終了で4オーバー。日本勢は9人が出場している。

 宮里藍が3年ぶり、そして最後の夢舞台に挑む。出だしの10番はパーオンできずボギー。11番は6メートルのバーディーパットが2メートルオーバーしたが、返しを入れてパーを拾った。

 強烈な日差しを浴びながらのラウンド。寄ってくる虫に悩まされ仕切り直しを余儀なくされる場面もあったが、冷静にプレーした。

 12番はピン手前12メートルから2パット。13番は“寄せワン”でしのいだ。17番までパーを並べた。そして18番パー5で第3打をピン1メートルに付けて初バーディー。父・優さん(71)の「ナイスバーディー」の声を受けイーブンパーで折り返した。

 うねりのある難グリーンを攻略するため開幕前にパットを磨いた。11日にコーチのピア・ニールソン氏とリン・マリオット氏に見守られ練習。「右肩に力が入っているように見える。その分フォローでしっかりリリースできていないのではないか」と助言を受けた。

 中学時代に全米女子オープン優勝の夢を抱いた。「この試合に憧れて目標を持ってきたからこそ自分がここまで伸びたと思うし、長い間プレーができた」。09、11年の6位が最高成績。「もちろん目標は優勝争い」と意気込んでいた。

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2017年7月14日のニュース