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「eスポーツ×メガネ」の未来、有力ブランドがコラボ模索

ジンズミームをかける渡辺氏
Photo By スポニチ

 大きな盛り上がりを見せ始めているeスポーツには、多くの企業や団体が参入の機会をうかがっている。ゲームソフトを開発する企業やゲーミング用PCを供給する企業などが主要プレーヤーとして見込まれる中で、世界でも前例のない新しい挑戦をしているのがメガネ・アイウェアブランドのJINS(ジンズ)だ。同社が描く「eスポーツ×メガネ」の未来とはー。

 ジンズのブラックフレームのメガネをかけた若者が、集中力を研ぎ澄ませている。背後には、明滅する光の中で躍動する屈強な男を映した大画面がぼんやりと見える…。同社の新ブランド「JINS MEME(ジンズ・ミーム=以下ミーム)」のウェブサイトを開くと、真っ先にこんな動画が数秒間だけ流れる。前後の脈略が省略されている分、若者の表情の印象が強く際立つが、正体を聞くとそこには未知への驚きとクエスチョンが生まれる。

 若者の正体は世界の最前線で戦うeスポーツプレーヤー、背後に見え隠れするのは有名なある格闘ゲームのプレー画面だ。ジンズミームグループの渡辺寛紀氏は「eスポーツは当社が力を注いでコラボを進めている分野です」と明言する。

 ミームは「集中はスキルだ」をキーワードに、ジンズが次世代のアイウェアとして推進するIoTの新規事業だ。基幹コンセプトは「メガネ+スマホアプリ」。メガネに瞬きや視線移動で生じる微弱な眼電位を計測するセンサー、体軸に直結する頭部の動きを計測する6軸センサーを搭載し、計測値をスマホのアプリに表示する。使用者はオフィスワーク、フィットネス、クルマの運転などの日常生活の各シーンでの計測値を参照し、諸活動の改善を図るというものだ。だが、ここで一つの疑問が生まれる。日常生活の各シーンでミームが活用されるのはイメージしやすいが、なぜ同社は一般的にはまだまだ認知途上のeスポーツに乗り出しているのだろうか?

 渡辺はその質問に明快に答えた。「確かにミームには職場や運動、あとはユニークなところでは禅など、いろんな場面でご活用いただける可能性があると思います。ただ、私たちはミームをもっと多くの人々に知ってもらうためには“使用者が心から楽しんで、打ち込めること”に関わることが重要だという結論に達しました。その答えのひとつがeスポーツです」

 試行錯誤のなかでeスポーツという“回答”を導き出すきっかけとなったのは、メガネのユーザーと接する現場からの提言だった。15年秋からこの3月まで運営していた同社の原宿店(現在は改装中)でミームを実演展示していたとき、初見の来店者は一様におっかなびっくりに近い反応を示したという。当時、店長を務めていた石井建司氏はそのときの様子を振り返る。「試していただけるようにデバイスを設置していても、お客様には“これ、触っても大丈夫なんですか?”と尋ねられたこともありました。新しいコンセプトのものなので、お客様から見るとどうしても最初のカベを感じられてしまうようでしたね」。ミームを認知・普及させるためには、もっとデバイス自体を気軽に楽しく使ってもらい、その様子を見てもらう機会をつくる必要がある。そうした現場のフィードバックを受けて、同社がたどり着いた答えが「プレーヤーも観戦者も熱中する」eスポーツだった。

 現在、ミームはプレーヤーやeスポーツの学科のある専門学校と提携してデータ計測の更なる向上を図っている。実験過程では、高額賞金を懸けた世界大会で活躍するようなトッププレーヤーの叩き出す数値に驚かされることも多いという。「総じて選手がプレー中に発揮する集中力は高いです。とても常人では出せないような数値を計測します。それを見て、ミームはeスポーツに合うとあらためて確信を持ちました。データは選手のトレーニングにはもちろん、観戦する人々にも新しい楽しみ方を提供できると考えています」(渡辺)

 eスポーツは、トッププレーヤーたちが高次元のバトルを繰り広げ、観戦者たちがそのプレーに興奮し、惜しみない称賛を送ることが熱狂の源泉となっている。ジンズはミームを通じて、日本発の新しい楽しみ方を世界のeスポーツシーンに生もうとしている。キーワードは、冒頭のブランドコンセプトに立ち返る。

 「集中はスキルだ」(続く)

[ 2017年7月10日 05:30 ]

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