今平2位 3年連続の“あと一歩”…「勝たないと意味がない」

[ 2017年7月10日 05:30 ]

男子ゴルフツアー スポニチ後援長嶋茂雄招待セガサミー・カップ最終日 ( 2017年7月9日    北海道千歳市 ザ・ノースカントリー・ゴルフクラブ=7178ヤード、パー72 )

セガサミー・カップ最終日 1番、長嶋茂雄大会名誉会長(右)が見守るなかティーショットを放つ今平
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 2位から出た今平周吾(24=レオパレスリゾートグアム)は5バーディー、2ボギーの69で回り通算15アンダーで3位だった。15年の2位、昨年の3位に続き3年連続トップ3入りしたが、またも優勝に届かなかった。チャン・キム(27=米国)が66で回り通算18アンダーで今年5月のミズノ・オープン以来のツアー2勝目を挙げた。

 首位と1打差で迎えた18番パー5。グリーンエッジまで246ヤードのフェアウエーから3Wで放った第2打は左の池に消えた。万事休す。今平は顔をゆがめクラブを投げた。「届く距離だったので(2オンを)狙った。ちょっと引っかかって池に入った。結果は悪かったけど悔いはない」。ツアー2勝目を逃し、力なく話した。

 前半で3連続を含む4バーディーを奪い単独首位に立った。11番では6メートルのスライスラインを決めた。「いけそうな気がした」。しかし距離が短くチャンスホールの14番パー4でティーショットを林に入れてバーディーを逃し、17番は2・5メートルのバーディーパットを外して失速した。

 15年の2位、昨年の3位に続きこの大会3年連続トップ3入りにも「過去2回よりも悔しい。2位や3位では満足できない。勝たないと意味がない」と唇をかんだ。「まだ試合は続く。チャンスの時に優勝できるように、この経験を生かしたい」と苦い記憶を深く心に刻んだ。

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2017年7月10日のニュース