上原7バーディー、3位急浮上 最終日へ「緊張感楽しみたい」

[ 2017年7月10日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ソーンベリークリーク・クラシック第3日 ( 2017年7月8日    米ウィスコンシン州オナイダ ソーンベリークリーク=6376ヤード、パー72 )

ソーンベリーC第3ラウンド、1番でバーディーパットを決め、ギャラリーの声援に応える上原
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 28位から第3ラウンドに臨んだ上原彩子(33=モスバーガー)はボギーなしの7バーディーで65をマークし、通算13アンダーで首位と7打差の3位に浮上した。キャサリン・カーク(35=オーストラリア)が通算20アンダーで単独首位。第2ラウンド終了時点で野村敏京(24=フリー)は通算2アンダーで80位、横峯さくら(31=エプソン)はイーブンパーで100位、畑岡奈紗(18=森ビル)は2オーバーの111位で予選落ちした。

 上原が2日連続ボギーなしの安定感を見せ、7バーディーを奪って3位に躍り出た。首位とは7打差だが、逆転での米ツアー初優勝を信じて最終日に挑む。「伸ばすチャンスはある」と気力がみなぎる。1番で13メートルのバーディーパットを決め、3、4番でも伸ばして波に乗った。最終18番もバーディーで締め「いいパットが入ってくれた」と素直に喜んだ。12年に日米両ツアーを兼ねたミズノ・クラシックで3位に入ったことがある。勝負の最終日へ「緊張感を楽しみながらいいプレーを引き出していきたい」と意欲を示した。

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2017年7月10日のニュース