フェデラー4年連続16強 V8へ”芝の帝王”の本領発揮

[ 2017年7月10日 05:30 ]

テニス ウィンブルドン選手権第6日 男子シングルス3回戦   フェデラー3-0ズベレフ ( 2017年7月9日    英ロンドン オールイングランド・クラブ )

観客の声援を答えるフェデラー(AP)
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 テニスのウィンブルドン選手権第6日は8日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス3回戦で第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)は第27シードのミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に7―6、6―4、6―4で快勝し、4年連続で4回戦へ進んだ。第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はエルネスツ・ガルビス(ラトビア)に6―4、6―1、7―6で勝って16強入りした。9日は休養日で、10日にシングルス4回戦などが行われる。

 満員のセンターコートで“フェデラー・ショー”が繰り広げられた。鮮やかなパッシングショット、意表を突くリターン、股抜きショット…。高い技術で魅了した「芝の王者」を観客は総立ちで祝福した。「サーブアンドボレーが得意な選手とやるのは素晴らしいし、楽しい」と、89度もサーブアンドボレーを試みたM・ズベレフを手玉に取った。長期休養から復帰したばかりの1月の全豪オープンでは、4大大会18度目の優勝を果たした。その時に比べても「今の方が状態はいい」と手応えをのぞかせる。8度目の頂点へ、視界は良好だ。

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2017年7月10日のニュース