松山英樹、イライラ22位後退 感覚と裏腹にスコア伸びず

[ 2017年7月9日 09:09 ]

欧州男子ツアー アイルランド・オープン第3R ( 2017年7月8日    英ポートスチュワート ポートスチュワートGC=7118ヤード、パー72 )

<アイルランド・オープン第3R>8打差22位に後退した松山英樹
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 つかもうとするとスルリと逃げる。雲をつかむような感覚が松山英樹(25=LEXUS)をいら立たせた。5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーのパープレーで通算9アンダー。首位とは8打差の22位に後退し、優勝争いは厳しくなった。

 「最悪だった」という練習場の感覚から、いざスタートしてみると連続バーディー発進。ところが8番パー4の第2打、フェアウエーからグリーン手前にこぼしたショットで雲行きが変わった。

 「7番まではうまくいったけど8番の2打目から不安定な感じになった。気持ち的にイライラして悪い方にいった」。このホールをボギーとして、11番パー4でもアプローチのミスでダブルボギーを叩いた。「ちょっとずつショットはまとまってきている」という感覚とは裏腹にスコアが伸びず、「結果とは比例しないんだな」と首をひねった。

 「僕はチャンスがないので応援に回ろうかな」と谷原に期待を寄せつつ、「全英前の最後のラウンドを良い形で終われるようにしたい」と自分のすべきことも忘れなかった。

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2017年7月9日のニュース