白鵬 最後に締める「ズルズルいっているから、いい緊張感を持ってやれた」

[ 2017年7月9日 20:27 ]

大相撲名古屋場所初日 ( 2017年7月9日    愛知県体育館 )

至学館大学レスリング部・栄和人監督(左)から激励された白鵬
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 横綱・白鵬が最後に締めた。元大関・魁皇(浅香山親方)が持つ史上最多1047勝にあと11勝と迫る白鵬は琴奨菊を豪快な小手投げで転がして白星発進。支度部屋に引き揚げるとペットボトルを口につけ「水がうまい」と言い、勝利の余韻に浸った。

 この日の4横綱は鶴竜が勝利を収めながら、続く稀勢の里、日馬富士が連敗。嫌なムードの中で結びを迎え「ズルズルいっているから、いい緊張感を持ってやれた」という。引き締まった状態で貫禄を見せつけ、「うまくまわし切れたね。あと10勝、頑張ります」と言葉に力を込めた。

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2017年7月9日のニュース