20歳の新ヒロイン・三ケ島かな 好調の理由はイケメン!?

[ 2017年7月8日 10:30 ]

6月24日のアース・モンダミンカップ第3日、キャディーの父・三ケ島直さんとラインを読む三ケ島かな
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 新たなヒロインが次々と誕生する群雄割拠の女子ゴルフ界。2017年ツアーの前半最終戦、アース・モンダミン・カップでも1人のゴルファーが名乗りを上げた。その名は三ケ島かな(20=ランテック)。仕事を辞めて専属キャディーを務める父・直さん(46)と二人三脚でツアーを戦っている。

 同大会では2位から出た最終日、最終18番で首位に並ぶ猛追を見せたが、鈴木愛(23=セールスフォース)に阻まれて涙の2位フィニッシュ。初優勝は惜しくも逃したが、大健闘は観衆の心を強く引きつけた。

 前週のニチレイ・レディースでも9位に入るなど、好調の理由を尋ねた。すると中学時代から使い続けたウェッジを新たに切り替えて、感触が良くなってきたことを明かしてくれた。

 「顔がイケメンなんです」。クラブ担当者への淡い恋心を吐露!?かと思いきや、「トゥ側は丸いけどトップラインは真っすぐで“シャキーン”っていうイメージで構えやすいんです」。人ではなくウェッジのフェースのことだった。「この顔だったから、こっちに変えたんです。ほら、イケメンじゃないですか?」。三ケ島の前週までのサンドセーブ率は56・76%で堂々の3位だ。“イケメン”との相性は数字でも証明されている。

 初の優勝争いを経験し、一回り成長した三ケ島が挑む後半戦。「この経験を生かして、後半戦では勝てるようにしたい」と話した20歳の瞳はキラキラと輝いて見えた。(記者コラム・伊藤 靖子)

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2017年7月8日のニュース