大坂3回戦へ、新幹線“名付け親”に勝った 次戦はビーナス

[ 2017年7月6日 06:47 ]

テニス ウィンブルドン選手権第3日 女子シングルス2回戦   大坂2―0ストリコバ ( 2017年7月5日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

女子シングルス2回戦を突破した大坂なおみ(AP)
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 女子シングルス2回戦で、初出場の世界ランキング59位の大坂なおみ(19=日清食品)が、世界23位のバルボラ・ストリコバ(31=チェコ)を6―1、0―6、6―4で撃破した。これで昨年の全豪、全仏、全米に続き、4大大会全てで初出場での3回戦進出を果たした。

 『新幹線』というニックネームをつけてくれたストリコバとの対戦は、急停車に再発進と忙しい展開になった。「第1セットは新幹線みたいにプレーできたかな。第2セットは完全に止まっちゃったけど、そこからまた徐々に加速できた」

 第1セットは「プラン通りに戦えた」と6―1で圧倒。ところが第2セットは守勢に回って「パニックになった」と0―6でお返しされた。「自分のプレーに問題があると思った」と気持ちを落ち着けてミスを減らし、第3セット第2ゲームでブレークポイントをしのいでキープに成功。振り出しの状態から第7ゲームをブレークして競り勝った。

 7日に予定される次戦では、4大大会初の16強入りを懸けて5度の優勝を誇る世界11位のビーナス・ウィリアムズ(37=米国)に挑む。「ウィリアムズ姉妹がいなければ私はテニスを始めていない。セリーナの方が好きだけど、ビーナスも大好き」と感激の面持ちで、あこがれの選手との初対戦が待ち切れない様子だった。

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2017年7月6日のニュース