錦織、2年連続ウィンブルドン3回戦進出!3時間超え激戦制す

[ 2017年7月6日 00:27 ]

テニス ウィンブルドン選手権第3日 男子シングルス2回戦   錦織3―1スタホフスキー ( 2017年7月5日    ロンドン )

ウィンブルドン選手権男子シングルス2回戦に登場した錦織圭(AP)
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 テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は5日、男子シングルス2回戦が行われ、第9シードで世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)が同122位のセルジー・スタホフスキー(31=ウクライナ)と対戦。6―4、6―7、6―1、7―6で勝利し、2年連続の3回戦進出を決めた。

 スタホフスキーは元世界ランキング31位の難敵。錦織とは過去に2度対戦し、いずれもスタホフスキーが勝利を収めている。

 錦織は、第1セット第5ゲームでこの試合初めてのブレークに成功。第8ゲームでスタホフスキーにブレークを許したが、第9ゲームで錦織が再びブレークを奪って第1セットを6―4で先取した。

 第2セットは第6ゲームでスタホフスキーが先にブレーク。しかし、3―5で迎えた第9ゲームで錦織がブレークバックに成功し、タイブレークへ突入した。

 タイブレークでも一進一退の攻防が展開されたが、6―6で迎えた場面で錦織が痛恨のダブルフォルト。6―8でタイブレークを落とし、第2セットをスタホフスキーに奪われた。

 第3セットは、第4ゲームで錦織がブレーク。するとスタホフスキーが第6ゲームで3つのダブルフォルトを犯すなど精彩を欠き、錦織が第3ゲームから第7ゲームまで5ゲーム連取。このセットを6―1で制して3回戦進出に王手をかけた。

 第4セットは互いに譲らずサービスをキープ。そのままタイブレークへ突入し、錦織がこれを奪取。1回戦では4大大会自己最速の72分で試合を決めていたが、この日は3時間を超える激戦を制しての勝利となった。

 また、女子シングルス2回戦で大坂なおみ(19=日清食品)がバルボラ・ストリコバ(チェコ)に6―1、0―6、6―4で勝ち、3回戦に進んだ。

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2017年7月5日のニュース